2018年3月10日土曜日

これからの私の人生は私の物であって私の物でない

これからの私の人生は私の物であって私の物でない
渋谷さえらさん さん?の漫画

3/4配信のニュースでこの漫画を知り、読んでいたら泣けてきました。
夫と子がいたので、キッチンにかくれて涙を拭っていました。
(ニュースのタイトルは、「これから『の』私の人生は~」『の』が抜けています)

ストーリーは
子どもが生まれたときに
これからの私の人生は私の物であって私の物でない、と思う主人公。
子どもが成人になるまで奴隷になるんだな、と。
(思えば私にはこの覚悟が欠けていました)

早くまとまって寝てくれればいいのに
早く普通のご飯が食べられればいいのに
早く言葉がわかるようになればいいのに
(でもたくさんお喋りするようになると、うるさい、と言ってしまう)
早く落ち着いてくれたらいいのに
早く思春期がおわればいいのに
等等

成人しても、結婚しても、孫が産まれても
ずっと「○○すればいいのに」と思い続けます。
最後、自分が死んだとき、泣いている子どもを見て
「私らのことなんて気にせず幸せになればいいのに」と思っているのです。


ああ、まさに奴隷だなって、自分の気持ちがストンと落ちました。
そして私も次々と○○すればいいのに、○○すれば楽になるに違いないって思い続けています。

産院で
3ヶ月経ったら少し楽になるから、って聞いて、3ヶ月たてばいいのにって思ったけど、全然楽にならなかったです。

産んでからずーーっと、楽になったことなんてない。

どんどん重くなりだっこが辛く、
早く歩いて欲しいと思い続けた。
今度は歩いたら、チョロチョロしてかえって心理的に大変。
抱っこで地下鉄に乗ったとき、おばあさんが「今が一番楽だよ。もう少ししたら自我がでてくるから」って仰ってて、ふーんと右から左に受け流していたけど、本当だった。

これについては後で細かく書きたいと思うのですが。

子育てイベントで思春期のお子さまがいるゲストの方が
「イヤイヤ期?思春期もっと手強いよー」と仰ってて、
ああ、この辛い感じはエンドレスなんだな、と思うのです。

あたしおかあさんだから、の歌詞は泣けない。
でもこの漫画は本当に泣けました。
ぎゅっ、と胸が締め付けられる感じです。

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