2023年5月14日日曜日

女の子は8歳になったら育て方を変えなさい 読みました。

 子育て本のレビュー、感想です。

女の子は8歳になったら育て方を変えなさい! やさしく賢い女の子に育てる母のコツ     

松永 暢史 著

マツナガ ノブフミ

出版者 大和書房

出版年月 2014.3


今7歳だけど、

8歳からとタイトルにあるが、整理整頓は幼児期から身につけるべし、ということで、

もっと早く読みたかった(T_T)



女の子は母親の影響をうけやすい。

よって子どもの前で悪口を言わない。

感受性を育てること、それが思いやりにもつながる。

わがままにしないためにお金や物をむやみに与えない。

思春期の対応や具体的な声かけもあり、大変参考になった。


自分の子供の頃も、しっかりしてる子は成績も良かった記憶があるので納得。

整理整頓を親が見本をみせる、など耳の痛いお話も。

口では文句言いながら、結局後始末をしてしまってるのも反省。


親も一緒に楽器を習う、というのは時間もお金も余裕ないよ、と思った。

子育ての成功は孫が生まれた時、とか

??と思う部分もあったが概ね同意。



以下自分用メモ_φ(・_・


同性だから育てやすいは間違い

わがまま→女の子なら誰でも持っている

わがままが目立つのは8歳頃から、第二次性徴期でホルモンが精神にも影響を及ぼす

女の子をしあわせにするのは品性と感受性

品性 8歳までに育てる…アイロン、ティッシュを持ち歩く、TPOをわきまえた言葉やマナー、整理能力

机の上の状態は頭の中とリンク

部屋が汚い子に頭のいい子はいない


女の子は母親の過度の期待にも応えようとする→親は毒母にならないように注意

ゴム風船も膨らませすぎたた破裂する(うまい例え!)

リスカ、家出、縁を切るケースも

子どもには子どもの人生がある


感受性を豊かに育てる、やさしさを生み出す要素のひとつ

ちいさな幸福を見つける力

母親がきれいだね、素敵だねと口に出すこと


物事を楽しむ力を育てる


品性(行儀の良さ)場をわきまえた態度がとれる

聡明な子、きちんとしていると一目おかれる、実際勉強ができる子が多い(切り替えができる)

だらしない子→必要以上のことは教えてもらえない


女の子には口うるさく言う、しつこいぐらい

汚い言葉→自分の得にはならない

できている子をほめる(間違っても見習いなさいとは言わない)

座ったとき足を広げない、靴を揃える、頂きますを言うなど

繰り返し伝えるうちに習慣化していく、習慣化がしつけのポイント

習慣化したものはぬけにくい

母親がお手本になるように


忍耐力、小さいうちからのほうが習慣化しやすい


女同士のバトルになる→あとでごめんねと言えればよい

女の子に自信→かわいいねという(あなたがいてくれて嬉しい、存在そのものを認める言葉)

頑張ったねと認めることも必要だが、もっと頑張らなきゃとプレッシャーになることがある


協調性に優れているのはいいが自己主張も大切

判断力 買い物で身につける


女の子の反抗期 小4あたりから

接し方をかえること まず親がかわる

いちいち反抗的→ひと呼吸おいて、一人の大人として扱う、客観的に言う

「ちょっといい?」「〜はうちのルール、ルールを守ることでお互い気持ちよく生活できると思うけど、どう?」


素行不良→感受性を豊かに、お金や物を簡単に与えない、忍耐を覚えさせる

感受性豊か→相手の気持ちにも敏感になれる

子供の前で人の悪口は言わない、女の子は母親の影響を受けやすい


母親の夢を押し付けない

○河川に例えると滞りないようにする

✕右に流れようとする川を左にねじまげたり堰き止めようとする(毒親、毒母)(いい例え!)


まず先に教えるべきしつけ→整理整頓(にも基本技術がある)幼児期から(モンテッソーリも幼児期は秩序を好むと)

汚部屋 母親が整理整頓を教えていないから(耳が痛い)

部屋をきれいにする=感受性や頭のよさと結びついている


公衆トイレ きれいに使えるように(育ちがあらわれる)

母親がお手本を(家族の共用スペースも)

文句を言いながら後始末は母親がしていたらダメ

あとから使う人が不愉快にならないように


一人で生きていけるように料理を

危ない作業こそ親が監督し慣れさせる


行儀がよい=TPOに応じて立ち居振る舞いができる(一日中きちんと、ということではない)

特に食事どき→肘をつかない、姿勢、箸の持ち方


わがままにしない唯一の方法=我慢をさせる習慣

たとえ100円でも主張すれば手に入る→繰り返すとわがままに

✕何か条件をつける→ご褒美なしでは頑張れなくなる

✕お手伝い→家族の一員としてやって当たり前、義務

○欲しいものは誕生日やクリスマスまで待たせること(物を大切にする)

又はお小遣いから買わせる、買わないのもあり

世の中には望んでも手に入らないものがある

愚かに育てないようにお金や物をむやみに与えない


わがままにしないために

他者の立場にたって物事を考える

「もし自分がそう言われたらどう感じる?」

その都度親が言って、親も行動で示す

遊びに行きたい→ex.今日はゆっくり休ませてあげよう、自分も疲れているとき勉強しなさいと言われたら嫌でしょ?

子の前で悪口は言わない

他者の立場にたって考える=コミュニケーション能力の根幹、社会に出てからも必要


成績をのばす

お母さんとは長い文章で話す

✕「何食べたい?」

○「今日の夕食の献立が決まらなくて困っているけれど、何か食べたい物はある?」

算数→論理的思考、暗算力

スーパーで値段を暗算させる

サイコロ学習法

論理的思考→何か主張したら理由(根拠)を問いかける、叱るときも論理的に

しっかりしている子は頭がよい

部屋が整ってい、マナーもわきまえている

きちんとしつけをされた女の子は生活上でしっかりしようという気持ち→その気持ちが勉強にも働く

甘い親のもとに賢い子は育たない

コツコツ努力=女の子の強み

小さいうちから机に向かう習慣を

小学生からコツコツ勉強し優秀な成績を収める先行先取り型(男の子のように一発逆転はレア)

賢くしたいなら勉強時間さいても読書(イメージ力がつく→他人の気持ちを察する→思いやりのある子になる)

手の届くところに本を置く、図書館に行く、親が本を読む

本の内容を聞く(論理的に話す力)

慣れたら世界文学全集などの名作を(漫画ではダメ)


賢い母親は小言がうまい

男の子には口うるさいのは✕

女の子は○

小言を繰り返すうちに習慣化する

ただしあくまでこどものため、支配は✕

賢い母親は「あなたはどう思う?」と常に問いかける

決断力、判断力、論理的思考や話し方

将来おそろいママにならないように(✕周りの意見にながされて自分の意見を持たないママ)

賢い母親は家の手伝いをどんどんさせる→作業の効率化、マルチタスク能力がつく

まかせっぱなしにしない、手伝ったらほめる

小さなことでもすぐほめる(タイミングが大事)具体的にほめる

音楽の習い事がよい 感受性、数学的要素、忍耐力、礼儀


優しい子=感受性をのばす

お母さんの言葉がけ

自立心=自分マネジメント、生活や持ち物を管理、スケジュール帳

子供のうちは過剰なくらい自身を持っていい

→自分という存在を認めてもらう、あなたがいてくれるだけで幸せと親や周りに思われること

褒める行為を具体的に言う

コミュニケーション力 言葉の精度→音読 文章力 どう感じたか? 表現上手は読書好き


おとなしすぎる子→特技をもたせる

だらしない子→生活面できちんと 親が見本を 注意したことは徹底させる だらしなさも習慣化すると直りにくい

わがまま→動植物や小さい子をお世話させる 世界は自分を中心にまわっているのではない かわいいからこそ教える

忍耐力→自己実現のために必要 ピアノなどの楽器がオススメ

口先だけ→期限を決めて最後まで見届ける 見栄っぱりがおおい、ウソにつながる可能性大

先生とうまくいかない→否定しているのは先生一部で、すべてを否定するのは間違い 要領よく

友達づきあい→「クラスの友達と楽しく遊んでる? 」 相談されたら相槌うって聞き役に きかれたらアドバイスを 付き合うのやめなさいは✕  このクラスはずっと続くわけではない いじめは別だが助け舟を出せる態勢で見守る

いじめられたら→いじめる方が100%悪い 徹底した話し合いを 軽度のいじめでも担任や相手の保護者と話し合いを 経済力や容姿、判断力ない、ウジウジ、自己主張しないのがスクールカーストの下位、いじめられやすい


女の子はお母さんのいいところも悪いところも真似する

お母さんが幸せなら子どももしあわせ

親を愛せない子はいない


感受性、品性、表現力、判断力

今から育むべき





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