2021年8月7日土曜日

潰瘍性大腸炎 GCap Gキャップ 顆粒球除去療法をしました

 2020年夏


10年ぶりにGcap Gキャップをしました。

潰瘍性大腸炎の治療法の一つで、血漿成分除去療法、顆粒球除去療法といいます。

人工透析のような感じです。

前回は他の病院で、トイレ離脱したとか、そんな記憶くらいで特にトラブルもありませんでした。

今回はちょっと辛かったです。


この治療法は両腕に針を刺し、片方から血液を抜き、白血球の中の炎症を起こす悪い奴をアダカラムというビーズに吸着させて、もう片方に戻します。

(アダカラムというビーズに吸着がジーキャップ、たしかセルソーバというので濾過するのがエルキャップ、その病院ではGキャップしかできなかった)

時間は機械に繋がれている時間自体は一時間ですが、針を刺したり抜いたり、止血したんですけどと、順調にいってプラス30分くらい。

うまく血が抜けないと、針を刺すのに一時間くらいかかったこともありました。

栄養がとれていない、脱水だと血が出てこなくて、生理食塩水を輸液しながら、または事前に輸液しておきながらGキャップをしてもらったことも。

ペンレスなどの麻酔テープをもらって事前に刺すところにマジックで印をつけて貼るのですがやはり痛い。

更にだんだん血管が固くなってくるのか、ルートがとれにくくなって、刺しても血が出てこない、血の出が悪いなどで、テープを貼っていないところを刺したりされました。

機械もつまったりしたらその度に時間がかかります。

更に今回の病院では前後に診察、問診があり、ひどく時間がかかりました。


ただ寝ているだけですが、疲れました。


費用は特定疾患の受給者証があれば、上限があるので心配いりません。

私の場合一月5000円でした。(前年度の収入による)


ちなみに10年前の時は丁度保険証の切り替え時期と重なり、一度全額自費になったことがありました。

そうしたらアダカラムがめっちゃ高く、1回でトータル14万くらい請求が来ました。

その時は一時金千円を払って、後日保険証がきたら病院で特定疾患の上限差額を支払いました。


機械に繋がれている間は両腕をほとんど動かせず、瞑想又は妄想又は寝るしかありませんでした。

が、今回の病院ではミニテレビが見られて、その点は良かったです。


Gキャップのメリットは副作用がほとんどないらしいです。

頭痛が出ることがあるくらいでした。

が、個人的にデメリットだと思うのは、血管が固くなって、痒い感じがしました。

痒いのは治療が終わってしばらくすると治りましたが。

血管がダメージ受けたらしく、その部位はその後も採血しても採れません。

針が刺さっても血が出てこないと言われます。

加齢のせいかもしれませんが、だんだん採血がすんなりできなくなってきました。


また効果は人によって様々、同じ人でも前回はダメだが今回は効くなど様々らしい。

私は数回で効くが、頭打ちになる。というか精神的ストレスがかかると、効かなくなった。

また治療に週に一回または2回病院に通うのも、仕事をしていると大変。

5から10回くらい通うので休みにくい職場なら大変かと。


あと本音でいうと…

採血って看護師さんのウデに依ることも多いですよね?

看護師さんが何人も代わって、でもボスラス的な人ならすんなりルートがれたりする。

じゃあ最初からボスラスでお願い、と言いたいところだが、

潰瘍性大腸炎の患者って結構気を遣う人多いっていうか

…言えないよねぇ(^_^;)

違う病気の人なら

「何回刺してんだ、上手い人に代われ」って怒鳴ってるだろうトコロをねぇ

看護師さんが謝ろうものなら

「いえいえ、こちらこそ、血が出なくってすみません、お忙しいのにお手を煩わせてすみません」ってペコペコ謝ってんだから。

そりゃ病気になるよね(自虐)

0 件のコメント:

コメントを投稿

洋裁、洋裁百科、洋裁大全の違い

2025.4 ブティック社さんに洋裁百科と洋裁、洋裁大全の違いを問い合わせてみた。 ↓ かんたんにまとめますと「洋裁百科」は「洋裁」のリニューアル版、「洋裁大全」は「洋裁百科」のコンパクト版でございます。 「洋裁百科」は「洋裁」がかなり古い本になりますので、「洋裁」の内容...