札幌コンサートホールKitaraのキタラニュースを読んで、地下鉄待っている間なきそうになった。
2021年10ー11月号。
バッハコレギウム・ジャパン
11月23日の文章。
加藤浩子さんの文。
一部引用
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いつの時代でもどこの国でも生きることにはリスクが伴う。疫病も戦争もバッハ にとって他人事ではなかった。当時は衛生状態も悪く、乳幼児の死亡率は高かった。 20人を数えるバッハの子供たちも、成人したのは半分に過ぎない。命の儚さを日常に見ながら、バッハは音楽を紡いだ。 彼の楽譜の最後には、決まってこう書かれている。「ただ神の栄光のためにSoli Deo Gloria」。 バッハは、神への捧げ物として音楽を書い た。 だからこそ、彼の音楽は揺るぎなく、音 楽そのものの喜びに溢れ、 私たちを支えてくれる。
クリスマスという教会の最大の喜びの日のためにバッハが書いた音楽を、それに 適った演奏家で聴ける歓び。パンデミックという試練を経てきた私たちが耳を傾けるのに、これ以上ふさわしい演奏会はない。
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ここで文は終わり。
なんか泣けませんか?
理由はわからないけど、泣きそうになりました。
バッハの曲って暗い曲でも最後、割と明るい和音で終わる気がするんですよね。
小フーガト短調とか。
それが私は好きなんだけど。
この演奏会には行けなかったけど、子どもが大きくなってコロナも落ち着いて、子どもと一緒に気軽に演奏会に行ける日が来るといいなと思います。
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